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タブレットで自然な描き味を再現する筆圧設定方法【アナログとデジタルを描き比べよう】

液晶タブレットの上でデジタルとアナログの描き比べをしているイラスト

https://art-workspace.com

液晶タブレットの筆圧を合わせたいのに今一つ合わないと悩んでいませんか?

「なんだか描いてると疲れる」

「自分の描き方は同じはずなのに、デジタルとアナログで完成した絵がぜんぜん違う」

「アナログな鉛筆やペンに合わせて描きたい」

などよく聞きます。

長期間この状態が続くのはつらいので、できれば改善したいです。

そんな方に向けて、アナログ環境とデジタル環境で比べながらできる筆圧の設定方法を紹介します。

この方法でふだん鉛筆やペンを握る力を確認して、描きやすい筆圧に調整しましょう。

ではさっそく液晶タブレットを描きやすい筆圧にする方法をくわしく説明します!

ポイント

液晶タブレットを描きやすい筆圧に調整する方法を徹底解説!

具体的な筆記用具に合わせて筆圧を調節するので、個人の好みを追及できます。

  • 鉛筆
  • ペン
  • 筆ペン
  • 絵筆

の設定方法と、描き比べ方法を紹介します

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液晶タブレットの筆圧を調節するための4つの画材

筆圧を調節する際は、鉛筆ペンなど描き慣れたアナログ作画用の文房具を準備します。

なぜなら筆圧がわからなくなる原因は、液タブの入力設定でしか強弱を比べないからです。

デジタル環境だけではいつもの筆圧はわかりにくいので、画材を使いましょう。

筆圧調整にあると便利なアナログ画材

具体的には4つあります。

  1. 硬度のちがう鉛筆
  2. ペン、万年筆
  3. 筆ペン
  4. 絵筆

です。

これらがあると円滑に調整ができます。

1~4を順番に説明します。

硬度のちがう鉛筆

2H、HB、2Bなどいつも使う硬度と、硬めと柔らかめの計3本あるとわかりやすいです。

鉛筆にかけるちからを把握して、液晶タブレットの筆圧を調整しましょう。

ペン、万年筆

ペンの先端により太さの幅が出て、力の調節による表現を自然にできます。

鉛筆とはちがった表現をするので、別に設定すると描きやすくなります。

ボールペン風、万年筆風などお好みで変えてみましょう。

筆ペン

使う機会が多いのでこちらも調節すると描きやすくなります。

硬めと柔らかめの好みがわかれやすい画材なので、設定するとストレスが減ります。

絵筆

イラストをメインで制作する方はこちらを重点的に調整するのがおすすめです。

水彩用の筆は柔らかく、アクリルや油彩用の筆は硬くなどお好みで筆圧調整しましょう。

以上筆圧調整にあると便利なアナログ画材の説明でした。

これらの理由から、 筆圧を調節する際は紙と鉛筆やペンなど描き慣れたアナログ作画用の文房具を準備しましょう。

画材に触れながらの調整で、比較対象ができて鉛筆やペンを握っていたときの自然な感覚を再現できます。

液晶タブレット上で描き比べて筆圧調整

上記の画材を準備して液晶タブレットの筆圧調整をします。

  1. 液晶タブレットの上に紙を置き、鉛筆でかんたんな絵を描き上げましょう。
    先端を使った表現や、鉛筆の腹を使って幅の広い線を出したりして描くのがおすすめです。
  2. イラストソフトで似たサイズのキャンパスをつくり、同じ絵を描きます。
  3. イラストソフトで液晶タブレットのペンで描画中、アナログ画材と同じくらいのちからで描けましたか?
    ぜんぜん違った場合はストレスになっている可能性もあります。
  4. 気に入った筆圧になるまで、筆圧検知レベルの調整を繰り返します。
    じっくり描き比べて調節しましょう。

もし2Bの鉛筆が柔らかすぎると感じたら、その設定は保存して新たにHBの鉛筆に近づけて調整してください。

選択肢は多いほうが後々使えて便利です。

ペンや絵筆も同様にアナログ環境とデジタル環境で調節して、快適な描き心地を追及しましょう。

筆圧が合えば漫画、イラスト製作などの創作活動が快適になります。

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まとめ

液晶タブレットで自然な入り抜きを再現する筆圧設定方法には、以下が重要です。

  • いつもの筆圧を把握するため鉛筆やペンなどアナログ画材を準備すること
  • 液晶タブレット上でアナログ環境とデジタル環境を描き比べること
  • デジタル画材の筆圧調節はアナログ画材の感覚に近づけること

ご紹介した内容を実践すれば、ご自身に合った筆圧で漫画やイラスト製作などができるようになりますよ。

ぜひ試してみてください。

こちらの記事では肘や腕の負担を減らす液タブの使い方を紹介していますので確認してみてください

ではでは。楽しい創作活動を!

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