液晶タブレットを使い始めてからなんだか肘や腕が痛い…と悩んでいませんか?
これってクリエイターにとって大変な問題ですよね。
せっかく液晶タブレットで漫画やイラストなどの創作活動を楽しめるようになったのに、肘の負担が大きくてそのままでは使えなくなってしまいます。
そんな方に向けて、肘の負担を減らして快適な作業環境をつくる記事を書きました!
今回の記事では、液晶タブレットを使って創作活動をする方向けに利き手の負担を減らす方法を説明しています。
ポイント
腕や肘の負担を減らす液タブの使い方について、具体的な10個の方法で徹底解説します!
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液晶タブレット使用時の肘の負担分散方法10選
液晶タブレット使用の時肘の負担を減らすために、作業環境を見直しましょう。
なぜなら肘の負担が大きくなる原因は、利き手の酷使だからです。
そこで負担を肘から分散し利き手はなるべく使わず、できることは反対の手で行います。
利き手は可能な限り休ませましょう。
そのための分散方法を10個ご紹介します。
- 液晶タブレット使用時は肘置きのあるいすに座る
- 液晶タブレットを使う前に机といすを身長に合わせる
- いつもの描画方法を改善する
- 液晶タブレットの筆圧を描きやすい柔らかさに調整する
- マウスを見直す
- ショートカットの活用
- 文字入力は音声入力機能を使う
- サポーターをつける
- ストレッチを行う
- こまめに休憩をとる
1~10を順番に解説します。
液晶タブレット使用時は肘置きのあるいすに座る
肘置きのあるいすを準備して、高さを調節しましょう。
肘にかかる負担を減らす肘置きの高さ調整方法はこちらのいすを体に合わせて液晶ペンタブレット使用中も疲れにくくするで詳しく説明しています。
液晶タブレットを使う前に机といすを身長に合わせる
机といすの高さが合っていないと、肘置きより上で描いたときに、かかる力の分散が上手にできません。
快適な操作のできる環境かチェックしましょう。
こちらの机をいすに合わせて快適な作業環境を見つけようで詳しく説明しています。
いつもの描画方法を改善する
手首と肘だけ動かして描画すると肘の負担が大きいので、肩から動かして描きましょう。
大きい画面の方が肩を使った描画がしやすいです。
小さい液晶タブレットを使っている方は、キャンバスサイズは大きめに広げて描くのがおすすめです。
液晶タブレットの筆圧を描きやすい柔らかさに調整する
液晶タブレットの筆圧を調整して、無理な力を手首や肘にかけない描画方法にしましょう。
タブレットで自然な入り抜きを再現する筆圧設定方法【アナログとデジタルを描き比べよう】に、鉛筆やペンなどの画材と液タブとを描き比べながら筆圧調整する方法があるので、参考にしてください。
マウスを見直す
利き腕以外でも使えるマウスに変えて、両手で扱いましょう。
- エルゴノミクスデザインのマウスを導入
- トラックボールマウスを使う
- マウスの代用にタッチパッドを試す
- マウス操作を減らすため画面をタッチできるパソコンを選ぶ
などがあげられます。
ショートカットの活用
液タブの
- ファンクションキー
- オンスクリーンコントロール
によく使うショートカットの入力を設定
プログラマブルキーボードを新たに導入
プログラマブルキーボードを準備して、利き手以外でもショートカットをしましょう。
左手デバイスの導入
手持ち型左手デバイスを準備して、ショートカットを設定しましょう。
上記のショートカットと併用できるので、使いやすい組み合わせを探してください。
詳しい説明はこちらの手持ち型左手デバイスを初めて使うために必要な3つのチェックポイントの記事をどうぞ。
文字入力は音声入力機能を使う
キーボードを連日長時間操作していると、腕にも肘にも負担がかかります。
音を立てても気にせずにいられる環境でしたら音声入力という方法があります。
リモートワークの器材が揃っている場合、音声入力の器材とほとんどいっしょです。
在宅勤務の方にはおすすめです。
サポーターをつける
なるべく無理をさせないために、サポーターをつけて作業しましょう。
可能な限り利き手は使わないよう気をつけて生活できます。
ストレッチを行う
似たような動作を続けて肘に負担がかかったので、別の動作をしましょう。
筋肉の伸展と収縮を意識して、今まで伸展していたところは収縮させて、収縮していたところは伸展させます。
負荷の軽いチューブを使うと適度な力をかけられるのでおすすめです。
トレーニングチューブを使ったストレッチの解説をした記事がこちらです。
こまめに休憩をとる
創作に夢中になるとついつい休憩を忘れてしまう方が多いですが、体のためにも休みましょう。
休憩時間にストレッチできたら予防にもつながります。
また、水分をしっかりとって、脱水を防ぎましょう。
以上肘や腕の負担の分散方法10選を解説しました。
肘や腕の負担を軽減して、快適な作画を目指しましょう。
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まとめ
肘や腕の負担を減らす液タブの使い方は、特に以下の10個が重要です。
- 肘置きのあるいすに座ること
- 机といすを身長に合わせること
- 描画方法を改善すること
- 筆圧を描きやすい柔らかさに調整すること
- マウスを見直すこと
- ショートカットの活用をすること
- 文字入力は音声入力機能を使うこと
- サポーターをつけること
- ストレッチを行うこと
- こまめに休憩をとること
このように、肘の負担の分散方法10選を紹介しました。
適度に利き手の負担を減らして、創作を楽しみましょう。
液タブを体に負担が少ない配置にする方法ついて詳しくまとめた記事があるので、以下の記事で確認してみてください!
ではでは。楽しい創作活動を!