デジタル作業環境では特に長時間向かっているものの一つにあげられる液晶ペンタブレット。
板タブから液タブに移行したばかりの時は描きやすいけど体が痛かったという経験はありませんか?
今回はアイテムを利用して液タブ使用中の負担を改善する方法を紹介します。
ポイント
- 液タブ配置では体との距離、高さ、角度等が大切
- モニターアームはこの距離、高さ、角度等の問題を解決できる
- スタンド使用派は液タブの下部使用時の負担を減らそう
という要素を中心に、身体に負担の少ない配置についてわかりやすく解説します!
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液晶ペンタブレットの配置では何が問題になる?
机といすの高さ、肘置きの高さが合っていても液晶タブレットの配置(体との距離、高さ、角度等)によってはまだまだ改善の余地があります。
疲れにくく目にも負担の少ない液タブの配置を目指しましょう。
いすと机の調整にはこちらの記事をどうぞ
いすを体に合わせて液晶ペンタブレット使用中も疲れにくくする
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机をいすに合わせて快適な作業環境を見つけよう
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液タブの配置はモニターアーム派とスタンド派に分かれます。
液晶ペンタブレットにつけるモニターアームの注意点
モニターアームはスタンドより距離、高さ、角度の自由度が高いです。
もし購入する場合は耐荷重が高く、可動域の広いものを選びましょう。
モニターアームにガタつきがあったり角度に制限があると心身共にストレスが溜まります。
反対にしっかりしたモニターアームを使用すると液タブの自由度が上がるので体に優しいです。
また、使い心地のいい高さにする必要がありますが、昇降式の机以外は注意が必要です。
モニターアームの高さの下限は机の天板より上です。
スタンドを使用する場合
普通の机の高さ+液タブのスタンドの高さ+液タブ本体の高さ
モニターアーム使用する場合
低めの机の高さ+モニターアームに設置した液タブの高さ
になります。
机の高さをあらかじめ計算しておきましょう。
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液晶ペンタブレット用スタンドを使う場合の環境改善方法
スタンドの場合浮かないので液タブの距離、高さ、角度は設置も考えながら配置します。
液タブと体との距離
腕を伸ばした時上部に手が届くくらいがおすすめです。
あまり近づけ過ぎると画面下部の作業時に目と首を痛めます。
液タブの高さ
足りない場合はすのこやポリスチレン製ブロック等を活用しましょう。
すのこは重ねやすいので自由度が高いです。
ポリスチレン製ブロックは100円ショップに耐荷重70kgのものがあります。
どちらも軽いので滑り止めを重力のかかる部分に敷いておくと安心です。
液タブの角度
液晶ペンタブレットの大きさにも依りますが設置の角度は筆圧がきちんと表現できるギリギリまで立てましょう。
劇的に猫背が改善します。
おすすめの、アナログ環境とデジタル環境で比べながらできる筆圧調整方法はこちらの記事にのっています。
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タブレットで自然な描き味を再現する筆圧設定方法【アナログとデジタルを描き比べよう】
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またスタンドを立てて使用すると、液タブの画面下部で作業する場合どうしても首に負担がかかります。
ディスプレイ部分だけ高さを一段上げてスタンド部分はそのままにしましょう。
首と目の負担が減らせます。
まとめ
液晶ペンタブレットを体に負担が少ない配置にするには、以下の3つが重要です。
- 液タブ配置では体との距離、高さ、角度等が大切であること
- モニターアームはこの距離、高さ、角度等の問題を解決できること
- スタンド使用派は液タブの下部使用時の負担を減らすこと
以上、 液晶ペンタブレットを体に負担が少ない配置にするのに大切な方法を解説しました。
液晶タブレットによる身体の負担を改善したいときにお試しください。
肘や腕の負担を減らす液タブの使い方について詳しくまとめた記事があるので、以下記事で確認してみてください!
ではでは。楽しい創作活動を!